フリーローンに申し込み 冬の陣

昨年の夏、ボーナスで借入件数を少しだけ減らした後、

▲▲銀行におまとめの意味を込めたフリーローンを申し込んだ。

年収５２０万円の男が５００万円の借金を申し込む。

結果は書くまでも無い。

門前払いもいいとこだろう。

本当に審査されたのかどうかも怪しい。

私が融資担当なら稟議すら上げない案件だろう。

そんな敗戦とも思えない戦いから半年経った、２０２１年１月中旬、

年収が１００万円上がった源泉徴収票を手に、▲▲銀行にリベンジマッチだ。

しかも、Dカードキャッシングへ返済もした為、借入総額・件数共に減少している。

さらに、さすがに１本化は規模しいので楽天銀行分は残した３５０万円で申し込む。

少しでも本数が減れば良い。

年収６２０万円の男が３５０万円のフリーローンに申し込む。

※▲▲銀行分は借換

が、ダメっ・・・！！

少しショックである。

譲歩したのに。

諦めて数週間を過ごす。

何となく、返済ブログを読んでみたりおまとめローンのシミュレーションを

してみたり。

春には車の買い替えもしないといけない。

どうしても借金の本数を減らしたい。

７社は酷すぎる。

おまとめローンの定番の楽天銀行は申込すらさせてくれない。

残るは、〇〇銀行。

１５年ぐらい前に給料の振込で作った口座。

現在は３０万円だけカードローンでお世話になっている銀行。

ダメ元で申し込んでみるか。

とりあえず、消費者金融３社分だけでも無くなればいい。

１２０万円で申し込む。

慣れた手つきでインターネットから仮申し込み。

数日後には「誠に申し訳ございませんが、ご希望に・・・」と告げられるだけだろうと高を括っていた。

４日後、電話がかかってきた。

振られ慣れている私は仕事の片手間で電話に対応していた。

いつものフレーズを待っていた私に女神（オペレーター）は祝福を述べた。

「５．５％にて保証の審査が通っております」

うぇ・・・？？通ったの・・？

私は聞き返した。

女神は「はい」と答えた。

しかも、５．５％だと・・・？

このブログを一般人が見るとは思えないから、注釈は必要ないだろう。

１５％や１８％という利息制限法ギリギリの利率で飼いならされている我々、多重債務者にとって５．５％の金利は破格なのだ。

電話を切り、最初に思った。

もっと申し込めばよかったぁああああ・・・！！

通ったかどうかは分からないが、そう思った。

でも、まぁ良い。

借金をまとめて返済を進めて増額をお願いすれば良い。

とにかく借金をまとめられる。

この借換が成功すれば消費者金融が３社減り残り１社に。

そして銀行が３社に。

合計４社だ。

これでやっと普通の多重債務者だ・・・！？

金魚は考えるのを止めた。